釈迦ヶ岳への登山を検討中の皆さんこんにちは!
いなべや桑名の地域ブログを書いているけわぞう(@kewazo1)です。
山登りが大好きで鈴鹿山脈によく足を運ぶ私が、
釈迦ヶ岳の魅力と初心者におすすめのポイントをまとめてみました。
本記事では、私が実際に登った経験をもとに、釈迦ヶ岳の各登山ルートの特徴や初心者におすすめのルートを紹介していきます。
それでは、釈迦ヶ岳の登山を楽しみながら、初心者でも安心して挑戦できるルートを見つけましょう!
※ コースの様子は私が登った際のものです。最新のコース状況と違う場合がありますので、必ず事前に情報を確認してください。
釈迦ヶ岳登山の魅力
【所在地】
三重県鈴鹿市
【標高】
906m
釈迦ヶ岳は鈴鹿セブンマウンテンの中では、あまり人気がないような気がします。(笑)
その理由は、山頂が他の山に比べて開けておらず、眺望がそれほど良くないことが一因かもしれません。
しかし、釈迦ヶ岳の登山ルートは独自の魅力や見どころが豊富で、山頂までの道のりに様々な楽しみが待っています。
また、人出が少ないことから、自然を満喫しながらのんびりと歩くことができるので、個人的にはとてもおすすめです!
釈迦ヶ岳:魅力溢れる4つの登山ルート&特徴を紹介!
釈迦ヶ岳には、魅力的な4つの登山ルートがあります。それぞれのルートに独自の特徴があり、自分に合ったルートを選んで登山を楽しむことができます。
- 中尾根ルート:釈迦ヶ岳で人気のあるルート。大ガレを歩くことができ、釈迦ヶ岳の魅力を味わえる。
- 庵座谷ルート:庵座の滝が見どころの谷ルート。山頂直下の岩場は中・上級者向け。
- 松尾尾根ルート:初心者でも登りやすい尾根ルートだが、眺望が悪く、登山者が少ない。
- ハト峰ルート:谷と尾根を歩く距離の長いルート。稜線(尾根)歩きが気持ちいい。
これらの登山ルートを参考に、御在所岳の魅力を満喫しましょう。
次からは、上で紹介したそれぞれのルートを詳しく紹介していきます!
釈迦ヶ岳の駐車場は朝明駐車場を利用しよう!
朝明渓谷には大きな有料駐車場があり、そこをスタート地点とすると便利です。
駐車料金は、普通車が500円、二輪車が200円となっています。
スタッフの方が駐車時に駐車料金を徴収しますが、登山ルートについても確認されるので、安全のためにもしっかりと伝えておきましょう。
また、登山計画書の提出も必要ですので、忘れずに準備しましょう。
釈迦ヶ岳登山ルート
①中尾根ルート
中尾根ルート基本情報 | |
距離 | 約3.1㎞ |
登山時間(登り) | 約2時間20分 |
登山時間(下り) | 約1時間50分 |
中尾根ルートは、釈迦ヶ岳で最も人気のあるルート。
比較的登りやすいことから多くの登山者に利用され、釈迦ヶ岳名物の「大ガレ」を歩くことができるため、釈迦ヶ岳の魅力をたっぷりと味わうことができます。
中尾根ルートは登るにつれて、砂や小石の滑りやすい場所や急登が現れます。
山頂付近では、釈迦ヶ岳名物の「大ガレ」を進んで最後の急登を登り切ると、山頂に到着しです。
眺望はそれほど良くありませんが、大ガレを歩く経験を通して、釈迦ヶ岳ならではの魅力を存分に楽しむことができます。
釈迦ヶ岳登山ルート
②庵座谷ルート
庵座谷ルート基本情報 | |
距離 | 約3.4㎞ |
登山時間(登り) | 約2時間40分 |
登山時間(下り) | 約2時間25分 |
庵座谷ルートは、庵座の滝や三段の滝が見どころの谷ルートで、ゴロゴロとした石が転がっているルートが多いのが特徴です。
谷が終わると山頂まで一気に上る急登の岩場があり、登るためのロープが張られています。
この岩場は、登りはもちろん、下りの際にも登り以上の注意が必要です。
滑落の可能性や、下に登山客がいた場合は落石にも注意を払って下山しましょう。
基本的には山登りに慣れていない人は、下山で安座谷ルート使用しない方がいいかと思います。
ガレ場も多く最後の急登など危険箇所も多いので初心者にはあまりおすすめしませんが、釈迦ヶ岳の魅力がつまった登山道で個人的には大好きなルートです。
釈迦ヶ岳登山ルート
③松尾尾根ルート
松尾尾根ルート基本情報 | |
距離 | 約4.1㎞ |
登山時間(登り) | 約2時間40分 |
登山時間(下り) | 約2時間 |
松尾尾根ルートは、初心者でも登りやすい尾根ルートで、個人的には中尾根ルートよりも登りやすいと感じます。
ただし、眺望が悪く、朝明駐車場からも遠いため、北尾根から登る人がほとんどです。
ちなみに松尾尾根ルートに近くにも駐車場はありますが、2台しか駐車することができません。
このルートは山頂付近の「釈迦の白毫(びゃくごう)」という場所で中尾根ルートと合流するので、このルートでも大ガレを歩くことができます。
釈迦ヶ岳登山ルート
④ハト峰ルート
ハト峰ルート基本情報 | |
距離 | 約5.5㎞ |
登山時間(登り) | 約3時間 |
登山時間(下り) | 約2時間30分 |
ハト峰ルートは、距離が長いながらも谷と尾根を経由するため、山登りの魅力を十分に味わえるルートです。特に、爽快な尾根(稜線)歩きが楽しめるのがポイントです。
まずは、朝明渓谷駐車場から1.5㎞ほど舗装された道路を歩いて猫谷へ入ります。
猫谷には設置されたロープで登る岩場や、はしごで登る堰堤などがありますが、林道ルートを利用すれば回避できるため、初心者にも挑戦しやすいルートとなっています。
猫谷から羽鳥峰までは保育園の子供達と登ることができました。
猫谷を登っていくとハト峰峠に到着し、そこから釈迦ヶ岳へと続く稜線を歩きます。
この稜線沿いには少しアップダウンがありますが、基本的には緩やかな登りが続くため、登りやすいルートです。
釈迦ヶ岳の初心者おすすめコース
私が初心者向けにおすすめするコースを紹介します。
- 登り: 中尾根ルート or ハト峰ルート
- 下り: 中尾根ルート
初心者にぴったりな中尾根ルートは、眺望がそれほど良くないため、下山に利用することをお勧めします。
代わりに、登山を楽しみつつ景色も堪能できるハト峰ルートが上りのおすすめコースです。
また、ハト峰へ向かう猫谷のロープの岩場が心配な方は、林道ルートを選択すれば安全に登ることが可能です。
ただし、ハト峰ルートの距離はやや長いため、時間や距離を短縮したい場合は、上りと下りの両方で中尾根ルートを利用するのが最適です。
まとめ
このブログでは、釈迦ヶ岳の4つの主要な登山ルートを紹介しました。それぞれのルートには独自の特徴がありますので、登山経験や目的に応じて選んでください。
釈迦ヶ岳の登山ルートは、初心者でも登りやすいルートも多いと思うのですが、他の山と比べると魅力が少ないのか登山客も少ないように思います。
ただ、その登山客が少ないいところがこの釈迦ヶ岳の魅力だと思います!
今回のルート紹介で面白そうだと思ったルートがあれば是非登ってみてください!
また、山登りには適切な準備と注意が大切です。天候や体調、装備をしっかりチェックし、無理をせず安全に登山を楽しみましょう。また、自然環境を尊重し、マナーを守って登山を行ってください。このブログが、これから釈迦ヶを登る方の登山をさらに楽しく、思い出深いものにするお手伝いができれば幸いです。