竜ヶ岳への登山を検討中の皆さんこんにちは!
いなべや桑名の地域ブログを書いているけわぞう(@kewazo1)です。
山登りが大好きで鈴鹿山脈によく足を運ぶ私が、
竜ヶ岳の魅力と初心者におすすめのポイントをまとめてみました。
本記事では、私が実際に登った経験をもとに、竜ヶ岳の各登山ルートの特徴や初心者におすすめのルートを紹介していきます。
それでは、竜ヶ岳の登山を楽しみながら、初心者でも安心して挑戦できるルートを見つけましょう!
※ コースの様子は私が登った際のものです。最新のコース状況と違う場合がありますので、必ず事前に情報を確認してください。
竜ヶ岳登山の魅力
標高は1,099mで、セブンマウンテンの中では4番目の高さです。
竜ヶ岳へのアクセスは東海地方からだけでなく、国道421号線が滋賀県まで続いているため、関西地方からも非常にアクセスしやすいです。
竜ヶ岳の一番の見どころは、白い花が美しい『シロヤシオ』!
標高の高いところではシロヤシオの木が点在し、5月の上旬には白い花が咲き誇ります。
シロヤシオの開花時期の竜ヶ岳は非常に混雑しますが、その美しさは見逃せません。
私自身はまだシロヤシオの咲いている時期に登ったことがありませんが、秋の紅葉時期もとてもきれい!
5月には白い花を咲かせるシロヤシオが、羊の群れのように見える美しい光景が広がります。
竜ヶ岳に登るなら、シロヤシオの開花時期の5月や紅葉の時期の10~11月が特におすすめです!
竜ヶ岳登山の駐車場について
竜ヶ岳駐車場①:宇賀渓駐車場
宇賀渓駐車場はとても大きく160台停めることが可能です。
駐車料金は普通車が500円・二輪車が200円です。
しかし、シロヤシオの開花や紅葉の時期(ゴールデンウィーク・秋)には満車になることもあるようなので注意してください。
宇賀渓の駐車場は現在自動ゲートに変更されています。
竜ヶ岳駐車場②:石榑峠駐車スペース
写真がわかりにくいですが、表道から登る際に使用する石榑峠の駐車場です。
駐車料は無料ですが、駐車台数は8台程です。
アクセスについては滋賀県側から旧国道421号を走ることになりますが、道幅は非常に狭いので注意してください。
竜ヶ岳:魅力溢れる4つの登山ルート&特徴を紹介!
釈迦ヶ岳には、魅力的な4つの登山ルートがあります。
それぞれのルートに独自の特徴があり、自分に合ったルートを選んで登山を楽しむことができます。
- 遠足尾根ルート:絶景を楽しめる初心者にもおすすめの尾根ルートで、スタートは九十九折の急登後は緩やかな道が続く。
- 金山尾根ルート:全体的に急坂が少なく登りやすいが、面白みに欠けるが人が少なく静かに歩ける。
- 中道ルート:谷を歩き、滝や自然林を楽しむものの、堰堤のをはしごを使って登るため注意が必要。
- 表道ルート:石榑峠から最短で山頂に至るが、滑りやすい箇所が多く、足元に注意が必要なルート。奇岩『重ね岩』が見どころ。
これらの登山ルートを参考に、御在所岳の魅力を満喫しましょう。
次からは、上で紹介したそれぞれのルートを詳しく紹介していきます!
竜ヶ岳登山ルート①遠足尾根
遠足尾根データ | |
距離 | 約5.5㎞ |
登り時間 | 約3時間 |
下り時間 | 約2時間30分 |
遠足尾根は、その名前が示す通り、絶景を楽しみながら歩くことができる尾根のルートです。
ただし、尾根に出るまでの道のりは遠足尾根という名前からは想像できないほど厳しい九十九折の急登が続きます。
この区間は無理をせず、ゆっくりと登りましょう。
急登を乗り越えると、傾斜の少ない稜線となります。
稜線を歩く途中には一部急な坂もありますが、基本的には勾配が緩やかで歩きやすい道が続きます。尾根からの景色は絶景で、振り返ると素晴らしい光景が広がります。
遠足尾根は竜ヶ岳の魅力を凝縮したルートで、危険箇所も少ないため、初心者にもおすすめのルートです。
竜ヶ岳登山ルート②金山尾根
金山尾根基本情報 | |
距離 | 約4.8㎞ |
登り時間 | 約2時間30分 |
下り時間 | 約2時間 |
金山尾根は、全体的に急な坂が少なく、山頂までほぼ同じ傾斜の尾根を登るルートです。
ポジティブに捉えれば、登りやすいルートであり、ネガティブに捉えると、あまり面白みに欠けると言えるかもしれません。
遠足尾根の最初の九十九折の坂が厳しいと感じる初心者の方には、金山尾根が選択肢として適しているかもしれません。
登山客の数に関しては、遠足尾根や中道に比べて金山尾根は比較的少ないと感じられます。
そのため、混雑を避けてのんびりと歩きたい方には、金山尾根がおすすめです!
竜ヶ岳登山ルート③中道登山道
中道基本情報 | |
距離 | 約5.7㎞ |
登り時間 | 約3時間30分 |
下り時間 | 約2時間40分 |
中道ルートは、途中まで竜ヶ岳の谷を歩き、途中から一気に標高を上げる登山道です。
谷の部分を歩くのは気持ちがよく、川の音を聞きながら私はついつい長い時間休憩してしまいます。(笑)
また、ルート上には魚止滝、五階滝があり、少し寄り道をすれば長尾滝を見ることもできます。
後半の登りはかなり厳しいですが、コースの大部分が自然林に囲まれているため、周囲の景色を楽しみながら登ると気分も盛り上がります。
ただし、注意が必要な点として、中道ルートには鉄梯子やロープ場があり、高い場所を登る箇所がいくつか存在します。
高所恐怖症の方や、垂直に登るのが苦手な方は、中道ルート以外の選択肢を検討した方が良いかもしれません。
個人的には、谷の雰囲気が気に入っており、遠足尾根よりも好きな登山ルートです。
竜ヶ岳登山ルート④表道
表道データ | |
距離 | 約1.8㎞ |
登り時間 | 約1時間15分 |
下り時間 | 約50分 |
表道は石榑峠から山頂を目指すルートですが、宇賀渓からも石榑峠経由で表道で登ることも可能です。
このルートは石榑峠駐車場から山頂までの最短コースですが、他のルートとは異なり、砂や小石の滑りやすいが多く、足元に注意が必要です。
道は比較的わかりやすいため、迷うことは少ないと思われます。
ちなみに宇賀渓から石榑峠のまでは谷を歩いて、約1時間ほどかかります。
長尾滝を過ぎたあたりからは、登山道がわかりにくくなるため、注意して進んでください。
表道の見どころは、竜ヶ岳唯一の奇岩『重ね岩』で、写真撮影や休憩に最適です。
表道は最短で山頂まで到達できますが、初心者や竜ヶ岳をより楽しみたい方には、表道以外のルートでの登山をおすすめします。
おすすめ竜ヶ岳登山コース
各コースの紹介を行いましたが、その中で私が特におすすめしたいルートを紹介します!
1つに絞りたかったのですが、どうしても選びきれず、2つ紹介させてください!(笑)
おすすめコース①遠足尾根→金山尾根
- 遠足尾根で絶景を楽しみながら登り、金山尾根で緩やかな下り
- 山頂までの道のりが楽しく、初心者にもおすすめ
- 短時間で下山可能
おすすめコース②中道登山道→遠足尾根
- 谷ルートの中道で登り、滝を楽しみながら進む
- 遠足尾根で下山し、美しい景色を眺める
- 登りに注意点がいくつかあり、体力も必要だが、竜ヶ岳の魅力が満載
これらのコースは、竜ヶ岳を満喫できるおすすめルートです。選んだコースによって、絶景や滝、谷の雰囲気など、様々な魅力を体験できます。ただし、注意が必要な箇所もあるため、十分に準備をしてお楽しみください。
竜ヶ岳にはその他の楽しみ方も!
竜ヶ岳は美しい景色や多彩な登山コースで知られていますが、それだけではありません。この魅力的な山には、さらに別の楽しみ方が存在します。
今回は、竜ヶ岳で体験できる、2つの楽しみ方をご紹介します。
滝めぐり
登山以外にも、竜ヶ岳では美しい滝を巡る滝めぐりがおすすめです。
谷に点在する滝の近くで休憩を取ると、非常に気持ちの良い時間を過ごすことができます。
宇賀渓駐車場から最奥部に位置する長尾滝までは、高低差は約200m程度ですが、往復で2時間以上の時間が必要です。川を渡る渡渉箇所など注意が必要な場所もいくつかあります。
滝めぐりを楽しむ際には、軽装ではなく登山装備で行くことをおすすめします。
砂山
竜ヶ岳の対岸に位置する『砂山』も魅力的な観光スポットです。
標高497mとそれほど高くはありませんが、宇賀渓から整備された歩道があり、手軽に登ることができます。
砂山からは竜ヶ岳を正面から眺めることができ、その壮大な姿を一望できるのが砂山の魅力のひとつです。この絶景をぜひ楽しんでみてください。
まとめ
さて、竜ヶ岳の魅力をたくさんご紹介しました。様々な登山ルートや滝めぐり、砂山登山といった楽しみ方が存在します。
初心者から上級者まで、自分に合ったコースを選んで竜ヶ岳の大自然を堪能しましょう。
景色の素晴らしさや滝の癒し、さらには周辺の魅力も満喫できる竜ヶ岳は、登山ファンにとっては見逃せない山です。ぜひ一度訪れて、竜ヶ岳の魅力に触れてみてください。
また、山登りには適切な準備と注意が大切です。天候や体調、装備をしっかりチェックし、無理をせず安全に登山を楽しみましょう。また、自然環境を尊重し、マナーを守って登山を行ってください。
このブログが、これから釈迦ヶを登る方の登山をさらに楽しく、思い出深いものにするお手伝いができれば幸いです。