こんにちは!
北勢地域のグルメやスポットのブログを書いている、
けわぞう(@kewazo1)です。
今回は、伊勢名物「赤福」の毎月1日にしか販売されない限定品、朔日餅(ついたちもち)を購入しました!
今回紹介する6月の朔日餅は、「麦手餅(むぎてもち)」です。
それでは早速、麦手餅の魅力をお伝えしましょう!
6月の朔日餅は麦手餅(むぎてもち)
6月の朔日餅は、麦手餅(むぎてもち)です。
赤福のホームページによると・・・
六月は「麦秋」とも呼ばれています。麦刈りの季節だからです。農家にとっては風水害のシーズン前に収穫できる麦はありがたい穀物でした。
田植え、麦刈りと繁忙期を終えた人々が、豊作感謝のお祝いにつくったのが「麦手餅」です。
六月の朔日餅は、季節菓子としてながい歴史をもつ「麦手餅」をお届けします。
もち麦粉が入った餅生地で黒糖味の餡を包み、上から香ばしい麦粉をまぶした素朴なお餅です。麦の香ばしさをお楽しみください。出典:赤福ホームページ
麦手餅は、現代ではあまり聞き慣れないお餅ですが、昔から食べられていたお餅の一つです。
6月が麦刈りのイメージもあまりピンとこないかもしれませんが、いなべ市内では5月下旬頃に、麦畑が市内のあちこちに見ることができます。
6月の朔日餅「麦手餅」の価格と購入場所
朔日餅は赤福本店以外にも、主に近畿、東海地方の百貨店で購入することができます。また、お持ち帰り以外にも店内で食べることのできる店舗もあります。
イートインができる店舗は、赤福本店とEXPASA御在所(御在所サービスエリア)上り赤福茶屋の2店舗です。2個250円で、「伊勢茶」の新芽を使用した有機栽培の「煎茶」も頂けます。
購入場所・予約方法については赤福ホームページから確認できるのでチェックしてみてください。
麦手餅の値段(税込)は以下の通りです。
小箱(6個入) 700円
大箱(10個入) 1,100円
化粧箱(9個入) 1,600円
6月の朔日餅「麦手餅」の消費期限について
朔日餅は、購入した当日が消費期限であるため、たくさん購入しても食べきることが難しいかもしれません。
しかしこの限定性が、1年に1日しか食べることのできない貴重な朔日餅の価値を高めています!
6月の朔日餅の包装紙
赤福の朔日餅お餅だけでなく、毎月変わるその月にちなんだ伊勢千代紙を使った包装紙も楽しみの1つです。
6月は麦手餅ということで、
シンプルな麦のイラストが描かれた包装紙が使われています。
ちなみに、イラストは赤福に入っている伊勢だよりの絵を描く版画家の徳力富吉郎さんが描いています。
6月の朔日餅「麦手餅」を食べてみた!
それでは、麦手餅をいただきましょう!
箱を開けると、今まで食べた朔日餅にはなかったきな粉のような小袋がついていました。
成分表を見ると、「麦こがし」という粉のようです。
麦こがしを調べてみると、
麦を炒って粉にしたものとのこと。
これをお餅にかけていただきます。
そして、毎月付いてくる楊枝ですが、包んでいる紙のイラストは毎回変わります。
今回は急須と湯飲み茶碗のイラストで、きっと麦茶ではないでしょうか!
メインの麦手餅についてですが、麦こがしがかかった丸いシンプルなお餅です。
きな粉は黄土色っぽいですが、麦手餅の麦こがしはまさに麦茶のような茶色です。
この麦手餅に、小袋でついてきた麦こがしをさらにかけていただきます!
食べてみると粉がもふもふした感じで、
きな粉以上に麦こがしが口の水分を持っていきます!(笑)
甘みはあまりなく、麦の香ばしい香りが口に広がります。
中に入っているあんこは黒糖餡ということで、コクのあるしっかりとした甘さを感じます。
このしっかりとした甘さと、口に広がる麦こがしの味、香りはお互いはっきり主張してきますが、どちらも負けておらずうまく合わさっています。
まとめ
赤福6月の朔日餅は、麦手餅というあまり聞き慣れないお餅でしたが、麦の香ばしさと、黒糖餡のコクのある甘さが楽しめる美味しいお餅でした!
ぜひ赤福6月の朔日餅の麦手餅をぜひ購入してみてください!
5月の朔日餅はこちら↓
7月の朔日餅はこちら↓
2023年より7月の朔日餅は水ようかんの「竹ながし」からわらび餅の「笹わらび」に変更となりました。