伊勢で有名なお餅といえば『赤福餅』ですが、伊勢の三大餅といわれる残りの2つに『へんば餅』と『二軒茶屋餅』があります。
この3つの中でも私が特に大好きなお餅が二軒茶屋餅です!
そんな二軒茶屋餅の魅力以外に値段や賞味期限、購入場所などをまとめました!
二軒茶屋餅はあんこの入ったきな粉餅
3個の持ち帰りについては、プラスチックのパックに入っていますが、10個入り以上の二軒茶屋餅を購入すると、写真のような昔ながらの包装。
一番上の紙の包装を開けると二軒茶屋餅が竹皮に包まれて、い草で結んであります。
今の時代にこんな包み方を見るのは二軒茶屋餅かちまきぐらいです。(笑)
そして竹皮を開けると・・・
現代に戻ってビニールの包装。(笑)
それを開くと二軒茶屋餅の登場です。
二軒茶屋餅はこしあんの入ったきな粉がまぶしてある非常にシンプルなお餅です。
お餅自体はあまり大きくなく、2口ぐらいで食べることができます。
このシンプルなお餅がすごく美味しい!!1個食べたら、2個3個と止まらなくなってしまいます。
我が家の子供たちも赤福よりも二軒茶屋餅のほうが好きで10個入りを買ってもすぐになくなってしまします。
二軒茶屋の特徴としてあんこの甘さときな粉の絶妙なバランスはもちろんなのですが、お餅のやわらかさに感動!
こんなにお餅が美味しかったのかと大人になってから二軒茶屋餅で実感したぐらいです。
ただ、このやわらかさはすぐに食べないと味わうことができません!
その場で食べる場合、数時間後、1日後ではお餅の食感がぜんぜん違います!
お土産でもいいのですが、その場で食べるのが断然オススメです!
結局、出来立てが一番美味です。
3個 220円
10個 740円
15個 1080円
20個 1440円
消費期限は2日間
どんどん固くなってします二軒茶屋餅の消費期限についてですが、
購入日翌日までの2日間です。
購入しても次の日には食べないといけないので、お土産としては少し渡しにくいです。
それでも、お土産で購入したい!という場合には宿泊旅行であれば最終日に購入することをオススメします。
固くなってしまった二軒茶屋餅をアレンジ!
まず、二軒茶屋餅の消費期限ですが、購入してから翌日までの2日間です!
購入して2日目の二軒茶屋餅は固くなって美味しさが半減してしましいます。
この二軒茶屋餅を美味しく食べる方法として、二軒茶屋餅の説明書きには、とろ火で焼くか油揚げ勧められています。
しかし火を使うのが面倒な場合は、オーブンや電子レンジでも十分美味しく食べることができます。
私はオーブンで少し温めてよく食べています。
オーブンで少し焦げ目をつけて食べると、普通に食べるよりお餅が柔らかくなり、別の食べ物のように美味しく食べることができます。
電子レンジではあまり温め過ぎるとお餅が柔らかくなりすぎてしまいますので軽く温める程度で十分です。
二軒茶屋餅の購入が場所は?
二軒茶屋もちの購入場所についてですが、赤福餅やへんば餅のように大々的には販売されておらず、おはらい町やおかげ横丁では二軒茶屋餅の看板さえ出ていません。
そんな二軒茶屋餅を確実に購入できる場所を紹介します。
二軒茶屋餅本店
二軒茶屋餅は天正3年創業と書いてあり、西暦に直すと1575年の創業なんです!
歴史上の出来事でいくと長篠の戦いがあった年で、江戸時代よりも前から創業しているという歴史の長さ。
ちなみに赤福の創業は1707年となっていて二軒茶屋餅の方が100年以上も先輩です。
二軒茶屋の本店は伊勢市街から少し離れており、近くにバス停は1時間に1本程しか来ないので車でのアクセスがオススメです。
店舗は見るからに古く歴史を感じます。店内もおばあちゃんの家のなつかしさを通り越し、過去にタイムスリップしたような店内です。(笑)
店内の奥では手作業で二軒茶屋餅を作っている様子も見ることができます。
住所 | 〒516-0017 三重県伊勢市神久6丁目8−25 |
営業時間 | |
電話番号 | 8:00~18:00頃(売り切れまで) |
定休日 | 無休 |
その他購入できる店舗
角屋の本店は伊勢市街から離れており少し購入しずらい場所にあります。
本店以外のお店でも二間茶屋餅を購入することができます。
伊勢角屋麦酒 外宮前店
三重県伊勢市本町13-6
営業時間 10:00~18:00
伊勢角屋麦酒 内宮前店
三重県伊勢市宇治今在家町東賀集楽34
営業時間 11:00~20:00
内宮と外宮の近くにあるので本店と比べると購入が簡単です。
ただし、すぐに売り切れてしまうことが多いのでどうしても購入したい場合は出来る限り早めに買いに行くことをおすすめします!
直営店以外にも購入できるお店がある!
直営のお店以外でも二軒茶屋餅を購入することができます!
伊勢神宮近くのおはらい町の店舗や鳥羽や宇治山の駅で販売されていたり、常時ではないですが、知り合いなどに聞くとぎゅーとらという地元スーパーでも販売されているということです。
詳細については自分で確認ができたら更新していきます!
毎月25日は黒あんの日
毎月25日はあんこが黒糖入りの黒あんになります。
25日が仕事が休みの日だとついついドライブついでに買いに行ってしまします。
ただ、個人的にコクがあり主張がつよい黒糖よりも普段のシンプルなあんこのほうが好きです。
また本店で25日にはきな粉・青海苔・大根おろしの三色搗餅(さんしょくつきもち)というお餅も販売されています。
数が限られているのでなるべく早めに行かないと食べることができません。
ちなみに25日は普段の二軒茶屋餅は売っていないので注意してください。
まとめ
二軒茶屋餅についてまとめましたが、私が本当におすすめしたい伊勢グルメです!
お餅の美味しさを感じるために購入してその場で食べてもらいたいです。
また、赤福であれば名古屋や大阪でも購入できますが、二軒茶屋餅は伊勢周辺でしか購入できないので、お土産としても喜ばれると思います!
ただ、現在は赤福も伊勢でしか購入できない商品が2018年に発売されました・・・(笑)
個人的には、まずは二軒茶屋餅をオススメしたいので伊勢に来たらぜひ食べてみてください!