鳥羽市の海の博物館の見どころとアート・クラフト体験を紹介!

鳥羽市の海の博物館

こんにちは!

三重県の地域ブログを書いている、

けわぞう(@kewazo1)です。

今回は鳥羽市にある海の博物館へ行ってきました。

海の博物館では人と海の関わりをテーマにした博物館で、体験イベントなども開催されている大人から子供まで楽しめる博物館です。

そんな海の博物館について紹介をしていきます。

目次

海の博物館はどんなところ??

鳥羽市立海の博物館

海の博物館は鳥羽駅から車で約20分程、パールロードを進むと到着です。

パールロードはカーブが多く、看板を見逃さないよう注意です!

グーグルマップで海の博物館を入る場所を事前にチェックしておくと迷わずに到着できると思います。

けわぞう

博物館はカキで有名な浦村地区にあい、周りはカキ小屋が沢山ありました!

海の博物館にはいくつかの建物があり、それぞれの建物に展示がされています。

入ることができない建物もありますが、見学できる建物は全部で5棟。

鳥羽市立海の博物館

カフェも含めると6棟あり、僕が思っていたよりも広い施設でした。

海の博物館の入館料

鳥羽市立海の博物館の入館料

海の博物館の入館料は、

大人800円で学生は400円。

学生は、小学生から大学生なので幼児は無料となります。

海の博物館公式サイトで、割引料金で入館できるクーポンが配布されて、プリントアウトして持っていくと大人と学生共に5人まで100円引きとなります。

インターネット入館割引のページはこちら

常設展示の見どころを紹介!

常設展示はA棟とB棟で7つのテーマに分かれて展示されています。

その7つのテーマと見どころを紹介していきます。

海民の伝統~日本列島人は海の民

鳥羽市立海の博物館の展示

海の博物館のA棟に入って最初に見ることができるのが、この海民と伝統のエリアです。

海と伊勢神宮の関わりや潜水艇などの展示があります。

海女さんのについての紹介エリアには、海女さんとの撮影スポットも!

鳥羽市立海の博物館の展示

子供も大人も楽しめること間違いなしです!

その他にも潜水艇の展示がありますが、この潜水艇は中に入ることも可能です!

鳥羽市立海の博物館の展示

入口が梯子を登らなければいけないので、子供が少し怖がっていましたが、中に入ると大喜び!

鳥羽市立海の博物館の展示

昭和30年代に活躍した潜水艇のようで、この潜水艇の白黒の昔の映像が流れているのを見ると、この潜水艇の歴史を感じることができます。

海の汚染~SOS海みんなで守ろう

鳥羽市立海の博物館の展示

A棟の2階に上がると、海洋汚染についての展示。

公害や赤潮などの海の汚染の影響を写真や資料を見ることができます。

海民の信仰と祭り~神様もご先祖様も海の彼方

鳥羽市立海の博物館の展示

A棟の2階には海の信仰やお祭りについての展示があります。

海と関わりを持つ独特な信仰をここで知ることができます。

伊勢湾の漁~そこは豊かな漁場だった

鳥羽市立海の博物館の展示

B棟の1階では、伊勢湾の漁を道具の展示やジオラマ再現がされています。

伊勢湾のはまぐりやアサリの漁の道具に、地引網の様子を知ることができ、北勢地区の三重県民としては一番身近に感じる展示内容でした。

志摩半島・熊野灘の漁~魚と漁師の知恵くらべ

鳥羽市立海の博物館の展示

伊勢湾の漁の奥には伊勢志摩から熊野の漁についての展示です。

伊勢湾とは違い外海に面した熊野方面は、カツオ漁やクジラ漁などについての展示がメイン。

上の写真では昔のカツオ一本釣り漁が再現されています。

けわぞう

こういうジオラマを見るとちょっとワクワクするのは僕だけでしょうか。(笑)

志摩の海女~もぐりつづけて1万年

鳥羽市立海の博物館の展示

B棟の奥にはさらに、志摩の海女さんの詳しい展示がされています。

海女の歴史はなんと1万年も前からという海女さんの歴史を道具や資料などから学ぶことができます。

ココの展示では昔の海女小屋が再現されており、中に入って撮影することもできます。

鳥羽市立海の博物館の展示

展示物に触るのは禁止ですが、自分も海女さんの一員になって撮影できるオススメポイントです。

木造船と航海~消えていく木造船の技術

鳥羽市立海の博物館の展示

B棟の2階は木造船の歴史について。

鳥羽周辺の東海道の航路や役割、九鬼水軍などから木造船の歴史を知ることができます。

船の棟

鳥羽市立海の博物館

A棟とB棟以外に船の棟があり、そこには100隻の木造船が保管されています。

鳥羽市立海の博物館の展示

日本各地いろんな目的で利用されていた木造船をじっくりと見ることができます。

海の博物館の体験学習が面白い!

鳥羽市立海の博物館

海の博物館は展示物の見学はもちろんですが、

この体験学習も大きな見どころ!

実際の海辺に出て、わかめの刈り取りや、ところてん作りや干物づくりなどの食文化体験や、貝殻や海藻を使ったアートクラフト体験など。

体験日あらかじめ決まっているものもあるので、体験の内容や日時、予約方法については公式ホームページを確認してください。

その中でも土日祝や学校の長期休暇期間に実施しているアートクラフト体験は予約なしで手軽に体験できるのでオススメです。

鳥羽市立海の博物館

アート・クラフト体験は700円前後で体験することができ、作ったものはもちろん持ち帰りOKです。

今回は我が家は、夏の自由研究として貝の標本づくりをしてきました!

事前に準備された好きな貝殻を選んで、図鑑を使って名前を調べて標本にしていきます。

鳥羽市立海の博物館の体験学習

種類も多く、子供たちは綺麗な貝殻やかっこいい貝殻を選んで、標本をつくっていきます。

素人が図鑑から正しい貝を見つけていくのはなかなか大変ですが、職員さんがサポートをしてくれるので知識がなくても全く問題ありません。

子供たちは集中しながらもとても楽しんでいました。

海の博物館その他の展示

鳥羽市立海の博物館の企画展示

海の博物館では、期間限定の特別展示も行っています。

体験学習館の2階に特別展示室があり、今回僕たちが行った時には、海の妖怪にまつわる展示でした。

その他にはギャラリーという建物があり、海をテーマにした写真展や企画展を行っています。

鳥羽市立海の博物館

今回行った時には、「海のパズル展」が開催されていました。

鳥羽市立海の博物館の企画展示

海のをテーマにしたパズルがとにかく沢山!

これをすべてやっていたら1時間以上はかかるんじゃないかという程の充実で、わが家もみんな別々に熱中していました。(笑)

屋内以外にも大吉北(おぎつきた)古墳が海の博物館の敷地内にあります。

鳥羽市立海の博物館の展示(古墳)

特に何かあるわけではないですが、こんな古墳をみることができます。

また、カフェも併設されていて、海産物を使った食事やスイーツを食べることができます。

鳥羽市立海の博物館

カフェでは、海女さんが採った天草を使ったところてんがオススメメニューとして紹介されていました。

僕もところてんを食べようと思っていたのですが、カフェは博物館よりも前に閉店するのを知らずに食べることができませんでした。

【カフェの営業時間】
営業時間 10:00~16:00
定休日  火曜・水曜日
※夏休み期間中は毎日営業

海の博物館の詳細情報

住所〒517-0025 三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68
営業時間3月1日~11月30日 9:00〜17:00
12月1日~2月末日 9:00~16:30
(最終入館は閉館の30分前まで)
船の収蔵庫見学 16:00まで
定休日6月26日〜30日と12月26日〜30日
電話番号(0599)32-6006
ホームページhttp://www.umihaku.com/

まとめ

鳥羽市にある海の博物館は大人も子供も楽しめる施設でした。

常設展示だけでも充分楽しめますが、せっかくなら体験イベントも合わせて参加するとより一層楽しめます。

日にちが決まていたり、事前に予約が必要なイベントもあるので、事前に確認をして海の博物館に行って見てはいかがでしょうか。

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