我が家から1時間弱の滋賀県東近江市の名産品に『永源寺こんにゃく』があります。永源寺地区はこんにゃく芋の産地で、こんにゃくの製造・販売している店舗がいくつかあります。
今までも何回か購入して食べていたのですが、『岡本こんにゃく本舗』というお店ではできたてのこんにゃくが販売されているということで、今回はそのできたてこんにゃくを購入して実際に食べてみました!
永源寺こんにゃくについて
永源寺こんにゃくは永源寺の開祖である寂室元光(じゃくしつげんこう)という人が、南北朝時代頃に中国から種芋を持ち帰り永源寺で広めたといわれています。
南北朝時代に伝わったこんにゃくが今でも永源寺地区でつくられており特産品になっているのは個人的にはロマンを感じます。(笑)
永源寺こんにゃくの特徴として、現在こんにゃくのほとんどがこんにゃく粉で作られているのに対し、永源寺こんにゃくの多くは、地元で取れたこんにゃく芋を使用して作られています。
また、スーパー売っているツルツルのこんにゃくと違い、手作業で型枠に流し入れてならしていくことでこんにゃくの中に気泡が入り、出来上がったこんにゃくは見た目も食感も粗くなっています。
できたてこんにゃくが購入できる岡本こんにゃく本舗
永源寺こんにゃくは今まで何度も食べたことがあったのですが、ネットをみていると『岡本こんにゃく本舗』さんではできたてのこんにゃくが購入できるとのこと。
できたてこんにゃくは無殺菌のためもちろん店舗でしか購入することができません。
ということで、岡本こんにゃく本舗さんにいってきました!
店舗の前の砂利の空き地が駐車場になっており、白線などの区切りもなかったので適当に駐車します。
こんにゃくは10時30分頃にできあがるようですが、店に到着したのは12時頃。
まだできたてこんにゃくがあるのかどうか不安でしたが問題なく購入することができました。
値段はたしか・・・1丁270円くらい?
2丁購入して500円ちょっとだったので多分それぐらいです。(笑)
包装された角こんにゃく(300g)が270円なので同じ値段だと思います。
ただ、270円のこんにゃく・・・なかなか高価なこんにゃくです!(笑)
できたてのこんにゃくは袋にそのまま入れられた状態で、まだ冷めていないということで袋は開けたままでいただきました。もらったこんにゃくを触ると確かに温かい。
お店で店員さんに確認をすりと、保存は冷蔵庫で1週間程度とのこと。
市販の包装されたこんにゃくであれば数ヶ月以上はもつので、できたて無殺菌のこんにゃくはとても短いです。
もし購入するときには長期保存は考えず、すぐに使うことを前提に買うことをおすすめします!
できたてこんにゃくを調理!
今回は2丁買ったので1丁をおでんの具として、もう1丁をお店でもらったレシピを参考に『こんにゃくのしぐれ煮』を作りました。
ブログではお店にもらったレシピのしぐれ煮について書いていきます!
①一口サイズにちぎったこんにゃくを熱湯で1分程ゆでてアク抜きをします。
今回はおでん用のこんにゃくもまとめアク抜きしました。(笑)
②適当な水の量(こんにゃくが水に被るぐらい)を入れて砂糖大さじ2~3と、すりおろししょうがを大さじ1入れます。
③水分がなくなったら最後に大さじ3~4の醤油を入れて絡めながら炒って完成です!
しぐれ煮を食べてみると・・・
荒く不均等な感じですが、噛むと歯切れがよくしっかりとした弾力があります。
スーパーで売っているこんにゃくにはない粗さがすごくいい食感になっています。
味は少し濃いめで冷めても美味しく食べることができます。
味の染み込みは抜群で、子供達もパクパク食べていました。
そして今回1番の目的である、できたてとしてのこんにゃくの味は・・・
僕にはよくわからなかったです。(笑)
ただ、美味しかったのは間違いないので、できたてについては今度包装したものと比べてみたいと思います。
店舗情報
店名 | 岡本こんにゃく本舗 |
住所 | 〒527-0212 滋賀県東近江市永源寺高野町328 |
電話番号 | 0748-27-0129 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
ホームページ | http://www.okamoto-konnyaku.com/index.html |
まとめ
今回はできたての永源寺こんにゃくを食べた結果としては自分の感覚ではいまいちできたての良さを感じることができませんでしたが、
永源寺こんにゃくは美味しい!
これは間違いありません!スーパーに売っている普通のこんにゃくとは食感が違います。
興味がある人は是非永源寺こんにゃくを食べてみてください!
もし、せっかく永源寺に来てこんにゃくを買うのであれば、できたてのこんにゃくをオススメします!