今回は家族と一緒に奈良公園へ遊びにいきました。
目的は4歳と2歳の動物好きな息子達の鹿せんべいのえさやりを体験するためです。
幼児でも餌やりができるか、怖がったりしないかなど少し不安はありましたがとても楽しむことができました。
個人差はあるかもしれませんが奈良公園に子供と遊びに行くことを考えている方の参考になればと思います。
鹿せんべいについて
鹿せんべいは奈良公園のいたるところで売られています。
値段は10枚で150円。どこで買っても同じ値段です。
鹿せんべいの材料は米ぬかと小麦粉でできているようです。それなら人間が食べても問題ないだろうと少し味見をしましたが・・・美味しくはありません。(笑)
体調が悪くなることもなかったですが、衛生面を考えるとやはり食べないほうがいいと思うので味見がしたい方は自己責任でお願いします。
ちなみに、
鹿せんべいをとめてある紙も鹿に食べさせることができるようです!
子供が鹿せんべいをうまくあげる方法
今回は子供が鹿へのエサやりが目的だったので、5セット購入してエサやりを楽しみました。
私がやりやすかったエサやりの方法と注意点についてまとめます。
購入は1セットずつがベスト!
まずは鹿せんべいの購入ですが、
鹿せんべいを購入する際はまとめて買わずに1セットずつがいいと思います。
写真でもわかるように、鹿たちは鹿せんべい売り場で購入する人を狙っています。(笑)
買ったとたんに鹿に囲まれて、ポケットの中まで口を入れてきます。たくさん買って一気に取られてしまってはもったいないので、たくさん持たない方が無難です。
子供には一枚ずつ渡す
購入した鹿せんべいはすべて子供には渡さずに大人が親が持っていた方がいいです!
子供達に持たせるとすぐに襲われると思います。(笑)
また、
子供に鹿せんべいを渡すのもなるべく鹿がいないところで渡しましょう。
鹿が近くにいると子供に渡す前に食べられてしまいます。
私は鹿がいないところで待機して子供に鹿せんべいを渡し、離れた場所にいる鹿にあげてからまた私のところに子供が鹿せんべいを取りに来るという方法が一番よかったです。
子供が襲われないよう注意!
エサをあげる際に鹿せんべいを見せた状態で長時間あげないと服を噛んだりしてきますので、あまり焦らさずあげるようにしましょう。
奈良の鹿はお辞儀をするということで、長男はずっとお辞儀だけをしてエサをあげなかった結果、鹿が距離を縮めてきたのでびっくりした長男はすぐに鹿せんべいを差し出していました。(笑)
その際もすぐにエサをあげるよう息子に注意したのですが、あまり鹿を怒らせないように子供にも行っておくのがいいと思います。
怒らせた結果噛み付かれたり、襲われたとしてもそこは自己責任です。
これが、いわゆる奈良判定・・・
ちなみに、噛まれてもそこまで痛くなく病気が発症したことも今までないそうなので、噛まれたとしても心配する必要はないと思います。
実際に私がえさをあげる際に小さくした鹿せんべいを持って口に手を入れてみましたが痛くありませんでした。ただ、手が唾液でベタベタにはなります。(笑)
また、とくに鹿に意地悪をしているわけでないのですが、私がエサをあげると大丈夫な鹿に息子がエサをあげようとすると前足で威嚇をする鹿も・・・
ほかにも鹿から逃げようとすると追いかけられタックルをしようとする鹿もおり、実際に近くにいた2歳ぐらいの子供は真正面からタックルされていました。
人と鹿の距離が近い奈良公園の鹿ですが、すべて野生の鹿でどのような行動をとるか分かりません。
子供から目を離さず鹿を怒らせたりびっくりさせないように注意してください。
子供がエサをあげやすいスポットについて
今回いろんなところで鹿せんべいを買って鹿に餌付けをしましたが、子供達がゆっくり落ち着いて鹿にエサをあげられる場所とすぐに鹿に囲まれて落ち着いて鹿にエサがあげられない場所がありました。
基本的には、
鹿せんべいを持っている人が多いところであれば、鹿もいろんな人に分散するので落ち着いてえさをあげる事ができると思います。
いろんな条件でエサをあげやすい場所が変わるかもしれませんが、私が行ったときのエサをあげやすかった場所とあげにくかった場所をまとめます。
エサがあげやすい場所(奈良国立博物館周辺)
今回一番エサをあげやすかったのが奈良国立博物館周辺です。
鹿も比較的多くいますが、鹿せんべいをあげている観光客も多いので1人に対してたくさんの鹿が群がる光景はあまりなかったです。
なので子供達に鹿せんべいを渡しても囲まれることはほとんどなく、自分達から鹿に近づいてエサをあげることが多かったです。
エサがあげにくい場所①(東大寺参道)
大仏殿の信号交差点から南大門までは人通りも多く鹿も多いです。
東大寺に向けて歩く人がとても多いのですが、鹿せんべいを持っている人が少なかったのか、鹿せんべいに群がる鹿が多かったです。(笑)
周りを見ることができない子供がここでエサやりをしようと思うと、歩いている人が多いので落ち着いてえさやりをすることができず、人にぶつかってしまう可能性が高く危険です。
ここは人が多すぎるので子供が落ち着いてのんびりえさやりをするのは難しいかなと思います。
エサがあげにくい場所②(浅茅ヶ原園地周辺)
奈良国立博物館の裏にある一の鳥居前の信号から浅茅ヶ原園地(あさじがはらえんち)の歩道は、東大寺方面や奈良国立博物館周辺よりは人が少なく鹿せんべいをあげている人も少なかったです。
ここでは鹿せんべいを買うとすぐに囲まれました。
一番最初にここでエサやりをしたのですが、次男は群がってくる鹿が怖くて大泣き。(笑)
鹿がすぐに寄って来るので子供達が落ち着いてえさやりをすることができませんでした。
その他の注意点
鹿せんべいがなくても注意!
鹿せんべいを持っていると寄ってきて、ないと分かると離れていく鹿ですが、
鹿せんべいを持っていなくても袋やかばんの中を物色するために近づいてきます。
妻はリュックかばんだったので、何度か後ろから鹿につつかれていました。
また、コンビニのビニール袋を持った観光客に鹿が後ろから近づいて袋を噛んで持って行こうとして袋が破れて中身が落ちている人もいました。
お土産などを買った際はかばんの中に入れるなどして手で持たないようよにしたほうがいいと思います。
クソがすごい!!
きっと千鳥のノブさんが奈良公園に来たらそう言うでしょう。(笑)
とにかくフンがすごいです!踏まずに歩くのは難しいです。
そこは諦めましょう。靴の裏が平らであれば犬のフンのようにくっついてくることはありませんので気にしなくてもいいのかなと思います。
たまに鹿のフンではないフンが落ちていることがあるのでそれは踏まないように気をつけましょう。(笑)
駐車場はそこそこ高めで満車が多い
奈良公園について最初に苦労したのが駐車場探しです。
少し離れたところなら安ところもありますが、奈良公園近辺は1,000円以上です。
私が駐車場の下調べをせずに現地へ行って駐車したのは、県営奈良高畑自動車駐車場です。
駐車台数が166台と他の駐車場に比べて非常に多いので満車になりにくいです。
私が奈良公園に到着した時間が12時でしたが、まだ半分ぐらいは空いていました。
料金は1日1,000円なので時間を気にする必要はありません。
東大寺から少し離れていて面倒に思うかも知れませんが、子供と鹿を見ながら歩くのであればそこまで遠くはないです。
ここの駐車場は、バスも駐車するとのことなので日によっては満車になるのが早いかもしれませんが駐車場を探すのがめんどうであれば駐車台数の多い奈良高畑自動車駐車場に停めてしまうが早いと思います。
その他の駐車場についてはこちらのページから確認をしてみて下さい。
まとめ
今回奈良公園で初めて子供たちが鹿へのエサやりを体験しましたが、4歳と2歳の息子達は充分に楽しむことができまた来たいと言っていました。
個人差はあるとは思いますが、
2歳でも子供が怖がらなければ十分楽しむことができます。
簡単に鹿に触れ合えるのですが、柵のない野生の鹿とのふれあいということで大人としては注意する点が多く少し疲れます。
それでも入園料もなく150円からえさやりができるのは非常にリーズナブル。
動物好きな子供には是非オススメしたいスポットです!