三重県津市にある三重県総合博物館MieMu(みえむ)についての紹介です。
博物館ということで、幼児には少し難しそうなイメージですが、まったくそんなことはなく、むしろ子供達が興味を持てるようなつくりになっています。
また、展示エリアについては有料ですが、無料で開放されている部分もあり、無料エリアだけでも子供たちが十分に楽しむことができるおすすめスポットです。
三重県総合博物館MieMu(みえむ)はどんなところ?
平成26年4月に開館した比較的新しい博物館で、三重の歴史・地域・自然など、大人から子供まで楽しく学ぶことができるスポットです。
館内は、展示エリア・交流創造エリア・ミュージアムフィールドの3つのエリアに分かれています。展示エリアは有料ですが、それ以外のエリアは無料で無料エリアだけでも充分楽しむことができます。
展示エリア
三重の様々なことを学ぶことができる展示エリアには、基本展示と企画展示の2つの展示室があります。
基本展示
基本展示については三重の大地の成り立ちから自然、歴史、文化について学ぶことのができるようになっております。
基本展示は外周に展示してある三重の自然についてがおすすめ!
鈴鹿山脈や大台ケ原のような山地から、伊勢湾や熊野灘の海に至るまで様々な自然の紹介がされています。動物や魚の剥製のようなものもあり、毎回子供達も楽しんで見学をしてくれます。
企画展示
企画展示は期間限定で三重にかかわりのある展示が行われます。今回私が行った際には『貝のヒミツ』という企画展示。
年に4回企画展示がありますが、夏休み期間は子供が興味を持ちそうな企画展示が行われています。
展示だけではなく体験することができるブースもいくつかあり、字が読めない乳幼児でも楽しむことができるようになっていました。
文化創造エリア
3階の展示室エリア以外が文化創造エリアになっており、このエリアはすべて無料で楽しむことができます。
無料とはいっても非常に充実しているエリアで、子供は展示エリアよりもこちらのほうが楽しめると思います。
文化創造エリアもいくつかに分かれているので、その中でも子供が楽しむことができるスペースを紹介します。
ミエゾウ復元骨格
まずは3階にあっがて1番目を引く中央のミエゾウの全身復元骨格。
ミエゾウは、1918年に三重で初めて化石が発見され、その後全国で発見されるようになった化石をもとに復元したものです。
この大きさには大人もびっくりですが、子供達も間近で見て大喜びです。
こども体験展示室
ここがこどもが楽しめる一番の場所。トンネルや坂道があったりしてちょっとしたアスレチックみたいになっています。
トンネルや坂道のところどころにのぞき穴があったり動物や鳥、魚の紹介がされているのでその展示を見て楽しむのが面白いと思います。
基本的には展示を見たりふれたりする場所なので、走り回ったりするのは禁止です。あまりにひどいと注意されることがあります。
そのほかにも、絵本や図鑑の読書スペースや、たくさんの引き出しの中に隠された展示品や遊び道具など楽しみ方はたくさんあります。
先週末遊びに行った際には長男はカモシカパズルを楽しんでいました。
三重県実物図鑑
こちらは、三重県に生息している昆虫標本や動物や魚の剥製のほか、鉱石が展示してある三重県実物図鑑という展示室です。
写真のような引き出しがたくさんあり引き出しの中にも標本が保管されています。
いろんな動物や鳥の剥製を見るだけでも子供達にとっては楽しいですが、何があるのかワクワクしながら引き出しを開けるのも子供にとっては楽しいようで、開けれる引き出しは片っ端から開けていました。(笑)
ミュージアムフィールド
みえむの野外がミュージアムフィールドになっていて、昆虫や野鳥などの生物を観察したりしながら散策ができるエリアです。
私が行くときは基本的に雨の日なので外に出たことないですが、散策するには非常にいい場所のようでした。
雨の日でも野鳥が何羽かいたので、子供とどんな行動をするのか観察するのも楽しかったです。
トイレについて
家族連れに嬉しいトイレ
トイレはとても綺麗で子供用のトイレと手洗い場があり子供にも使いやすいです。
また、トイレの壁にはところどこに鳥や昆虫、動物のシルエットがあり、トイレの中でも子供が楽しめる工夫がされています。
料金について
みえむでお金がかかるのは、展示エリアのみです。展示エリアは通常展示と企画展示で別々の料金がかかります。
大学・専門学生 300円
高校生以下 無料
企画展示については企画によって料金が違いますが、だいたい大人800円~900円ぐらいが多く、通常展示と企画展示のセットだと1,000円~1,200円ぐらいです。
通常展示の料金だけで観覧できる場合もあります。高校生以下は企画展示も無料となります。
また、みえむには年間パスポートがあります。
大学・専門学生 1,020円
この金額であれば通常展示と企画展示両方を見学すると大人の場合2,000円以上になるので、2回行くだけでもとが取れることになります。
何回も遊びに行く予定があり、子供だけでなく親も楽しみたいのであれば、パスポートを買うのがオススメです!
ちなみに我が家は私と妻でパスポートを購入しています!
けわぞう3つのおすすめポイント
・雨の日でも子どもが楽しむことができる楽しい施設
・大人も子供と一緒に三重について知識を深めることができる
・何といっても無料でも充分楽しむことができる!
その他情報
施設名 | 三重県総合博物館MieMu(みえむ) |
住所 | 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060 |
駐車場 | あり |
開館時間 | 文化創造エリア 午前9時~午後7時 展示エリア 火~金 午前9時~午後5時 土日祝 午前9時~午後7時 |
休館日 | 毎週月曜・年末年始 |
ホームページ | http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/ |
まとめ
三重総合博物館は大人はもちろんですが、2歳ぐらいの幼児から楽しめるようになっており、遊びに行くという感覚で行くことができるので子供連れにも非常におすすめです。
幼児ではまだ知識を身につけるという感覚ではないかもしれませんがいろいろなものを遊びながら見たり触れたりすることで楽しんでいき、大きくなるにつれて展示物の説明を読んで新しい発見せていったりできるのではないかと思います。
博物館を身近に感じることができるとても良いスポットなので、ぜひ子供と一緒に遊びに行ってみて下さい。