いなべ市を走る三岐鉄道北勢線の終着駅阿下喜駅に、『軽便鉄道博物館』があります。
ここは息子達お気に入りのスポットで、時間があれば家族で遊びに行っています。
子供はもちろんですが、大人も楽しめるスポットです。
そんな軽便鉄道博物館について紹介します。
軽便鉄道博物館について
軽便鉄道博物館は、三岐鉄道北勢線の終点阿下喜駅にあります。
三岐鉄道北勢線はナローゲージと呼ばれる、線路幅が762mmの非常に狭い電車です。
写真の一番狭いの線路が三岐鉄道の幅で、現在は日本で3路線しか運行していない非常に珍しい鉄道です。
真ん中はJRの在来線で、一番広い線路は新幹線の線路幅になります。写真では少しわかりずらいですが、またいでみると新幹線の線路幅はまたげない・・・
私の体が硬いだけなのか。(笑)
そんな三岐鉄道の資料が展示してあるのが、この軽便鉄道博物館です。
この博物館は、開園日は第1・第3日曜日のみになります。
そして、入館料も無料で気軽に立ち寄ることができるのも嬉しいところです。
子供が楽しいミニ電車の運行
子供と遊びに行くときのメインがこのミニ電車。通称『ホクさん』。
ミニ電車の種類は現在運行している2種類と、鉄道博物館に実物が展示されている220系モニ226形の合計3種類のミニ電車があります。
その他に、ペダルをこぎながら進むトロッコのような乗り物も1台あり、小学生以上であれば運転することができます!
最初にも説明したとおり料金はかかりません。
回数制限もないので、子供達は何度も乗ることができるのでとても満足してくれます。
何回も乗ることはできますが、乗っていない人優先で順番を守りながら楽しみましょう。
また、ミニ電車が走る箇所には柵がないところがあり、ボランティアの方が危なそうな子供がいる場合に注意をしてくれますが、子供から目を離さないようにしましょう。
実物展示の220系モニ226形
鉄道博物館前にポツンと一両ある車輌が、220系モニ226形です。
この車輌は35年以上前に走っていた車輌で、ボランティアの方々によって修復され今現在展示されています。
この車輌には乗ることができ、木製でできた床や手動の扉などとても歴史を感じることができます。
博物館には休憩スペースがないので、この車輌の座席に座って休憩をしながら車輌を見渡すのもオススメです。
三岐鉄道にまつわる展示物がたくさん
博物館の中には、三岐鉄道の歴史が書かれた展示品やパネル、模型などが並んでいます。
ねじり橋の建設当時の写真や、脱線事故のあった際の新聞記事など、三岐鉄道の歴史を学ぶことができます。
屋内にボランティアの方がいれば、質問をするといろいろ教えてもらうことができますよ!
近くには貨物鉄道博物館も!
三岐鉄道の三岐線丹生川駅には貨物鉄道は博物館もあるのでセットで行くのがオススメです。
ただし、貨物鉄道博物館は第1日曜日しか開館していないので注意してください!
写真は開館していない時の写真なので
第1日曜日は無料ボランティアバスが運行しているので、移動も楽チンです。
アクセスは三岐鉄道がおすすめ
せっかく軽便鉄道博物館に来るのであれば、北勢線に乗って来ることをオススメします。
西桑名駅からは約1時間弱で料金は470円です。
そこからシャトルバスで貨物鉄道博物館へ行き、三岐鉄道三岐線で帰れば、三岐鉄道を満喫できるコースだと思います。
また、途中下車をして楽しみたいときには、三岐鉄道乗り放題パスをつかえば北勢線、三岐線両方に乗ることができるので非常にオススメです!
ちなみに、車で来る場合には阿下喜駅の駐車場が利用できます。
また、自転車スタンドもあるのでロードバイクでサイクリング中に立ち寄ることもできますよ!
施設情報
施設名 | 軽便鉄道博物(けいべんてつどうはくぶつかん) |
住所 | 〒511-0428 三重県いなべ市北勢町阿下喜687 |
開館日 | 第1・第3日曜日 |
開館時間 | AM10:00~PM4:00 |
ホームページ | http://asita04.com/ |
まとめ
軽便鉄道博物館は月に2回のみの開館ですが、無料にミニ電に乗れたりと子供達が楽しめること間違いなしの穴場スポットです。
見慣れないナローゲージの鉄道や鈴鹿山脈を間近にみる景色など田舎な雰囲気が残る阿下喜も非常に魅力的なスポットです。
大人も子供も満足間違いなしの阿下喜の軽便鉄道博物館に立ち寄ってみてください!