今回は家族で滋賀県草津市にある「滋賀県立琵琶湖博物館」へ行ってきました。
ちょっとした水族館があるということで、ドライブついでに行ってみましたが、
半日では時間が足りないほどの広さと充実度でした!
そんな滋賀県立琵琶湖博物館の館内の様子と、子供との楽しみ方についてまとめました。
琵琶湖博物館はこんなところ
琵琶湖博物館は通称「びわ博」と呼ばれいて、『びわ湖のすべてを感じるミュージアム』というコンセプトで7つのエリアに分けて展示がされています。
・A展示室
湖の400万年と私たち 〜琵琶湖の自然と生い立ち〜
・B展示室
湖の2万年と私たち 〜自然と暮らしの歴史〜
・C展示室
湖のいまと私たち 〜暮らしとつながる自然〜
・水族展示室
湖のいまと私たち 〜水の生き物と暮らし〜
・ディスカバリールーム
子どもと大人が一緒に楽しむ体験と発見の場
・大人のディスカバリー
大人も楽しめるリアルな知的空間
・屋外展示
身近な自然を観察してみよう
これだけたくさんの展示エリアがあるので一つ一つがそこまで大きくないのではないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
ここからすべての展示エリアの紹介していきます。
A展示室~琵琶湖のおいたち~
A展示室は、人が誕生する前の琵琶湖周辺の様子について展示されているエリアです。
滋賀県の地層についての展示があり、じっくり見ていくと楽しそうだけど子供達はスルー。(笑)
大昔に琵琶湖に生息していたゾウの化石展示エリアにある大きな象の骨格標本には興味津々!
ゾウの住んでいる森を再現したジオラマも子供達の反応は良かったです。
研究室のコーナーでは、学芸員気分を味わうことができます。
引き出しの中に展示物があったり、電話の受話器を上げると学芸員からのメッセージを聞くことがでます。
次男は電話で録音されたメッセージと電話で話をしていました。(笑)
B展示室~人と琵琶湖の歴史~
B展示室は人と琵琶湖がどのように関わってきたのかを紹介しています。
このエリアの中央には丸子船(まるこぶね)が展示してあります。
丸子船は江戸時代に琵琶湖での輸送で活躍した船で、実際に丸子船を作り続けてきた船大工の方が造船したものが展示されています。
その他にも昔の漁具の展示や、過去の洪水の資料などの展示がありました。
ここの展示には子供達はあまり興味を示さなかったで15分程度で見終わりました。(笑)
C展示室~湖のいまと私たち~
C展示室は現在の琵琶湖の様子について。
このエリアはとても楽しい仕掛けがたくさんあり大人も子供も体験をしながら楽しむことができました。
琵琶湖の夏と冬、表層・中層・深層の温度を触って体感することができる展示です。
琵琶湖周辺のヨシ原を実際の大きさで再現したエリアへ。
ヨシ原で生息する動物についてや人がヨシをどのように利用しているかを知ることができます。
カヤネズミという日本で1番小さなネズミも見ることができますよ!
ヨシ原以外にも田んぼや川、森のエリアもあります。
川のエリアではカワウの実際の大きさと重さで再現されたリアルなぬいぐるみが置いてあります。
意外とずっしりしていて、次男は本物かと思い最初は全く触ろうとしませんでした。(笑)
近くにはカワウの住む森のにおいを嗅ぐことができる装置がありました。
子供も私もにおいを嗅いだら表情が曇るというリアクション・・・
これはとりあえず行ったら体験してみて欲しいです。(笑)
森のエリアでは林業体験をしてみたりと子供達も大満足です。
その他にも昔の家を再現した家屋や琵琶湖周辺に住む生物の標本など、本当にたくさんのもが展示してあります。
C展示エリアはA・B展示エリアよりも広く、子供たちもとても楽しんでくていました。
水族展示室~水の生き物と暮らし~
名前の通り水で生息する魚の展示エリアで、琵琶湖や淡水魚などが展示されていて水族館のようになっています。
事前に調べていった画像ではトンネル水槽があることは分かっていたのですが、展示室に入ってすぐに現れました!
そこまで大きくないトンネルですがフナやコイなど淡水の魚を眺めることができる珍しいトンネルです。
そこからはどんどん続く水族展示。
博物館の一部としては十分すぎるボリュームです。
琵琶湖のメイン展示は、ビワコオオナマズ。
夜行性ということもあってか、ほとんどは物陰に隠れていました。(笑)
琵琶湖の大物の展示を見たのでこれで終わりかと思ったらまだまだありました・・・
まさかのアザラシ!!
淡水に生息する生物ということで、ロシアのバイカル湖に生息するバイカルアザラシが展示されていました。
他にも大きなチョウザメの展示もありました。
アザラシやチョウザメはエサやりの時間があるので、エサを食べるところを見ることができます。
館内でエサの時間を確認することができるので、エサの時間をチェックしておきましょう!
このほかにもたくさんの魚の展示があり、水族展示だけでも十分満足ができてしまうほどのボリュームです。
ディスカバリールーム
ここでは子供達が様々な体験をしながら身近に博物館を感じてもらうためのエリアです。
このエリアで1番興味を引くものは、アメリカザリガニ体験(笑)
アメリカザリガニの中に入ってはさみを動かして、目の前にあるミミズをつかんだりします。
子供達も大きなアメリカザリガニに興味心身で、中に入ってはさみを動かすのも楽しんでいました。
その他にはたぬきなどの身近な動物の生態を知ることができる展示や、紙芝居や影絵を楽しむコーナーもありました。
おとなのディスカバリー
今回は入っていないのですが、ここでは動物・植物・鉱物などの標本を顕微鏡を使って観察をしたり、スケッチをしたりして楽しむエリアです。
大人じゃなくても入ることは可能ですが、幼児の子供連れでは顕微鏡もうまく使うことができないのであまり楽しむ子はできないかなと思います。
屋外展示
こちらも今回は雨だったのと、時間がなかったので見ることができていないエリアです。
ここでは、ゾウがいた時代の太古の森や、縄文・弥生時代の森が再現されています。
その森の上を歩くことができる樹冠トレイルエリアは、木の葉が生い茂る部分を歩くことができる遊歩道になっていて琵琶湖を望むことができる展望デッキもあります。
展示以外にも食事やお土産が楽しめる!
レストラン にほのうみ
展示エリア以外にも琵琶湖を楽しむことができるのが、博物館内にある「レストラン にほのうみ」。
ここでは、滋賀県の名産品を利用した食事を食べることができます。
例えば、近江牛を使った料理や、琵琶湖固有種のビワマスと外来種のブラックバスを利用した料理など。
ブラックバスを食べる機会なんてほとんどないので、ここで食べてみてはいかがでしょうか。
その他にもさまざまなメニューがあるので、公式ホームページから確認してみてください。
ミュージアムショップ おいでや
博物館にお土産ショップがあるというとてもとても珍しい光景です。
なまずのぬいぐるみやハンカチなど琵琶湖の生物のグッズや、滋賀や琵琶湖に関しての様々な書籍も販売されています。
食事の持ち込みもOK!ベビーカーの無料貸し出しもあり!
琵琶湖博物館にはレストランもありますが、お弁当の持ち込みもOK!
お弁当の食べるエリアは、
屋上の広場(120席)とレストラン2Fのカフェテリア(約20席)。
屋内のエリアの席数は少ないですが、食事を持ち込めるの嬉しいポイントです。
その他にも自販機が設置してある休憩スペースもありますよ!
また、授乳室やおむつの交換台はもちろんですが、ベビーカーの無料の貸し出しもあります。
わざわざベビーカーを持っていかなくてもいいので、とても楽になります。
施設情報
施設名 | 滋賀県立琵琶湖博物館 |
住所 | 〒525-0001 滋賀県草津市下物町1091 |
電話番号 | 077-568-4811 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
入館料 | 一般 : 750円 大学・高校生: 400円 中学生以下 : 無料 |
定休日 | 毎週月曜日(休日の場合は開館) |
ホームページ | https://www.biwahaku.jp/ |
アクセスについて
・関西方面から
名神瀬田西ICから35分
・東海方面から
名神栗東ICから30分
新名神草津田上ICから35分
駐車場は有料駐車場に停めることになりますが、
博物館の総合案内で駐車無料サービス券がもらえるので駐車料金はかかりません!
まとめ
琵琶湖博物館は東海地方からは少し遠いですが、一度は行ってみる価値があると思います。
我が家は、年間パスポートを購入したので今後も遊びに行く予定です!(笑)
ぜひ一度琵琶湖博物館へ遊びに行ってみてください!