竜ヶ岳は初心者でも登れるか!遠足尾根と中道ルートで挑戦!

竜ヶ岳登山

半年以上ぶりの山登りへ行ってきました。

竜ヶ岳の遠足尾根から登って中道で下山のルート。

今回は登山初心者のアラフィフで人生の大先輩と一緒に初登山!

同世代や子供と一緒に山登りをしてきましたが、年上の人と一緒に登るのは初めて。

今まで何となく登っていたところも初めての人と行くといろんな気づきがあったので、注意ポイントなどについてまとめていきたいと思います。

目次

山行データ

日程2020年8月1日
時間6:42~14:12
登山時間7時間25分
(休憩1時間23分)
距離11.2㎞
標高差1013m
登山ルート
宇賀渓観光駐車場→遠足尾根→山頂→中道→長尾滝→観光駐車場

遠足尾根からの登山スタート

駐車場に到着すると車は2、3割ほどしか停まっていませんでした。

夏ということでそもそも登山者が少ないのと、コロナの影響もあるかもしれません。

観光案内所で登山届を出していざ出発!

【6:42】
竜ヶ岳の宇賀渓観光案内所付近

竜ヶ岳は宇賀渓から各登山道の入り口までが長い・・・

一番手前にある遠足尾根の登山道入り口でも宇賀渓から20分程はかかります。

地味に坂道なのもしんどい・・・

僕も体力がある方ではないですが、初心者の先輩が僕よりも早いスピードで歩いていきます。

さすがにペースが速いと思い少しペースダウン。

僕も最初の頃は自分で歩けるスピードで歩いていましたが、すぐにバテます!!

ちょっと遅いかなぐらいのペースでスタートして一定のペースで歩くようにするといいと思います。

【7:03】
ゆっくり2人で歩いていくと遠足尾根の入り口に到着です。竜ヶ岳遠足尾根コース入り口

ここから尾根に登るまでは急登の杉林の登っていきます。

歩幅を狭くしてゆっくりと登っていきます。

竜ヶ岳の遠足尾根コース

【7:51】
途中で休憩をしながらゆっくり登っていくと、途中で石灰岩の岩の展望台に到着。竜ヶ岳の遠足尾根コース

標高も低くあまり眺望はよくないですが、急登を登ってきた体の疲れが少しだけ癒されます。

ここからあと少しだけ登っていくと大日向の分岐に到着です。

自然植物の保護ということで登山道が去年まではなかった緑のロープで区切られていました。

竜ヶ岳の遠足尾根コース

ここからは前半の急な登りがなく、杉の人工的な林でもなくなるので体力的にも気持ち的にも楽になります。

先輩もさっきまでの杉林の登とは違い普通に歩くような感じで進んでいきます。

そして少し歩いていくと景色が開けて山頂方面が!

竜ヶ岳の遠足尾根コース

とはいっても山頂はまだまだ先で写真には見えていません。(笑)

ただここまで登ってくると景色もよくなってきます。

竜ヶ岳の遠足尾根コース

この写真からだとわかりづらいですがここはいなべから三重県の中勢部まで望める山頂よりも市街地を広く見渡せるポイントです。

あまりスペースはないですが、ここでの休憩が個人的にお気に入りなのここで休憩をします。

休憩を終えて山頂を目指してあるいているといろんなところに鹿の群れが!

竜ヶ岳の遠足尾根コース

この先もいろんなところに鹿の群れがいて、一緒に行った先輩も自然の近さに癒されていました。

遠足尾根のいいところは尾根まで来ると急な登りがほとんどないところ!

竜ヶ岳の遠足尾根コース

こんな山の上にこんな平坦な場所もあったりします。

そして今回一番鹿を近くで撮影できた写真です。

竜ヶ岳の遠足尾根コース

すぐに走って逃げていきましたがこれだけ多くの鹿を見ることができるのは非日常でとても楽しい!

これだけの鹿がいるのはいいことなのか悪いことなのか、周りには特に鹿の命を脅かす動物がおらず鹿の楽園のような感じでした。

そんな自然の状況などを先輩と話しながら登っていましたが、話しながら登っていくという単独登山にはない楽しみ方もいいですね!

【9:51】
話ながら進んでいくと、ついに山頂がしっかり見えるところまで到着。

竜ヶ岳の遠足尾根コース

先輩は山頂まで続く道のりにまだこんなにあるのかと少しがっかりしていましたが、僕としたらもうここまで来たらあと少し。

少し雲が多いですが、それでも山頂がしっかり見えるのはテンションが上がります。

山頂までの最後の上り・・・

竜ヶ岳の遠足尾根コース

青空も見えており天気も問題なし。

【10:05】
そしてついに到着です!竜ヶ岳山頂

360度しっかりと景色を見渡すことができ、鈴鹿の山初登頂の先輩も大満足!

山頂には鹿のフンが奈良公園かと思うぐらい大量!(笑)

座るにはレジャーシートは必須です。

【10:27】
景色を楽しんで少し休憩をしたら中道で下山開始です。竜ヶ岳の中道

中道は山頂の西側へ伸びている登山道。

中道は勾配がきついのと谷まで降りてからは、堰堤を降りる鉄ばしごがあるのでより安全に下る場合は金山尾根をオススメします。

今回は長尾滝へ行くために中道を選択しました。

中道は谷におりるまではとにかく急な下りです。

竜ヶ岳の中道

注意深く足を運んでいるつもりですが、先輩も僕も数回足を滑らせてしまいました。

先輩も全体を通して下山時の中道の下りがしんどかったということで、

下山時は安全なルートで慎重に下ることが重要だなと感じました。

へとへとになりながらもなんとか谷まで降りていきました。

竜ヶ岳

ここからは堰堤の鉄ばしごなどいろいろとありましたが、写真を撮っておらず・・・

今まで何度もおりていた鉄はしごですが、

今回はなぜか今までにないぐらいはしご下りるのが怖かった!(笑)

一番高さのあるはしごは僕も先輩も2分程かけてゆっくり慎重におりていきました。(笑)

【12:32】
そして帰るルートから少し外れて長尾滝へ。竜ヶ岳の長尾滝

竜ヶ岳の滝の中で一番高さのある滝で、個人的には竜ヶ岳に来たら必ず立ち寄りたい場所です。

ただ、駐車場から一番離れたところにある滝で、表道を利用しない限り寄り道をしなければ見ることができません。

先輩も谷をくだってへとへとなところに寄り道だったので、あまり乗り気ではなかったようですが、

滝を見てからは来てよかったと思ってもらえたので来た甲斐がありました!

ただ、ここから駐車場までがまだまだ長い道のり・・・

竜ヶ岳

谷沿いを歩いてくのでそこまでの高低差はありませんが距離が長いのと、川を渡ったり道が狭い個所があるのでまだまだ気は抜けません。

【13:11】
途中で五階の滝を見て少し休憩。竜ヶ岳の五階滝

写真は2段しか見えませんが、この下とさらに上にも滝があります。

ここから少し進めば橋が出てきてこれを渡れば遠足尾根の入り口です!

竜ヶ岳の丸太橋

【14:12】
遠足尾根からすこしで駐車場に到着です。

駐車場は宇賀渓の川遊びのお客さんで満車!

夏休みの時期は登山客よりも川遊びやバーベキューのお客さんが多いようです。

まとめ

初心者の先輩との登山でしたが、

やはり人と一緒に歩くのはとても難しい。

その人の体力状況やスキルなどを理解したうえでコースの選択やペースを考えなければいけません。

単独で行った際には5時間程の行程だったので、休憩も多くとっていますが2時間以上長くかかりました。

前回の山行記録はこちら↓

今後はそこの考慮してもう少しうまくリードできるようペースやコースを考えていきます!

竜ヶ岳の登山コースの紹介ページ↓

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